アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クリストッファーセンGS初優勝 シフリン3年連続種目別V W-CUP最終戦メリベル

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曇天、ときどき小雨のメリベル、男子GS、女子SLの最終戦が行われ、それぞれヘンリック・クリストッファーセン、ミカエラ・シフリンが勝利しました。

曇天ではあるものの、気温が高く、コース上はザラメ雪に覆われたようで、雪面硬化剤を使用してのレースとなりました。

クリストッファーセンはGS初優勝。

地元ハーフィエルでのジュニア世界選手権での優勝、クラニスカ・ゴラの優勝とあわせ、ノルウェーの20歳は来季、大きく飛躍しそうなシーズン終盤の活躍をみせてくれました。

もちろん、明日のSLも優勝候補の一人です。 

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2位にはフリッツ・ドッファー、3位には地元トーマス・ファナラでした。ファナラがゴールしてラップだったときにはメリベルは最高潮の盛り上がりでした。今日こそ勝つかと思わせてくれましたが、いまだ勝利のないドッファーとあわせて、来季はこの2人のワールドカップ初優勝が見たいですね。

男子GS種目別Vはすでに前戦クラニスカ・ゴラで決定済みで、今日4位のマルセル・ヒルシャー。 

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女子SL種目別はフリーダ・ハンスドッターとミカエラ・シフリンの一騎打ちでしたが、1本目ラップのフリーダを2本目で逆転したミカエラが3年連続の栄冠を手にしました。

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注目の総合争いですが、事実上、今日マルセル・ヒルシャーの4連覇が決定したと言っていいでしょう。

ケティル・ヤンスルはGS今季最高位の11位でしたが24ポイントの獲得にとまり、ヒルシャーとは60ポイントの差となりました。

明日、ヤンスルはSLにおそらく強行出場するでしょうが、マルセルがコースアウトしたとしても3位以上に入らなければ大クリスタルトロフィーは自らの手に入りません。

今季は勝負ありました。

しかし、来季はヒルシャーの5連覇を阻止すべく、僚友スビンダルとともに、熱い総合優勝争いを繰り広げてくれるでしょう。

一方、女子の総合優勝争いはティナ・マゼ4位で50ポイント、アンナ・フェンニンガー23位でノーポイントで、今日で順位が逆転し、ティナが18ポイント差でトップに立ちました。

明日のGSでアンナ1位、ティナ2位以下ならば逆転で2年連続アンナ・フェンニンガーの総合女王が決まりますが、果たしてどうなるか?

男子SL種目別Vの行方とあわせて注目です。果たして今日コースアウトのフェリックス・ノイロイター、初のSL種目別優勝なるか?

いよいよ明日が2014-15シーズンの最終戦です! 

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最後の写真は今日、メリベル最高の盛り上がりをみせたトーマス・ファナラのセカンドラン。