今日も快晴のメリベル、9時30分から男子、11時から女子SGが行われました。
男子の勝者はワールドカップ初優勝、カナダのダスティン・クック。
先々週のクビットフィエールSGで自身初の3位表彰台、今日は見事に表彰台の中央に立ちました。
初優勝、おめでとうございます!
男子SG総合はそのクビットフィエールで勝ち最終戦前に優勝を決めていたケティル・ヤンスル。今日も0.05秒差の2位でした。
写真は前日のDHと合わせて2つのクリスタルトロフィーを持っての「記念撮影」。
3位にはトップと0.08秒差で自身初のポディウムのブライス・ロジェ。そして4位にマルセル・ヒルシャーでした。
ヒルシャーは4位で50ポイントを獲得し2位のケティル80ポイントに対し、30ポイント詰め寄られただけに留め、総合トップを守りました。
SGが終わった段階で34ポイント差でマルセルがケティルをリード。よほどの波乱がない限り、このままヒルシャーが総合4連覇を成し遂げそうです。
女子SG総合争いはリンゼイとアンナ・フェンニンガーの一騎打ちでしたが、ラップタイムでゴールで待っていたアンナを0.49秒上回ったリンゼイが昨日に続いてクリスタルトロフィーを手にしました。
女子総合はトップのアンナ・フェンニンガーとティナ・マゼが32ポイント差。
アンナはSLには出場しませんので、最終日、日曜の女子GSまでクリスタルトロフィーはどちらの手に渡るのか、ドキドキ、ハラハラの状況になりそうです。
明日はチームイベント。私はちょっと「お休みモード」でゆっくり撮影したいと思います。
上の写真は今日獲得したクリスタルトロフィーをヤンスルに渡して「先に2つ持って撮ってもらって」と、我々カメラマンに気をきかしてカップを渡すリンゼイ。
そして最後の写真は今日が引退レースとなったディディエ・デファーゴ。
バンクーバーオリンピックのDH金メダリスト、W-CUP通算5勝、2008-09シーズンにはウェンゲンとキッツビュール、両方のクラシックレースを制しました。37歳での引退、ほんとうにお疲れさまでした。撮影はGiovaniです。