アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ドミニク・パリス、ハーネンカムSGを制す W-CUPキッツビュール

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今にも降り出しそうな曇天下、ハーネンカムSGは行われました。

勝者は一昨年のシュトライフDHを制覇したドミニク・パリス。今季初勝利で、W-CUP通算4勝目です。

冒頭の写真はおなじみGiovaniの撮影です。

マルセル・ヒルシャーも今季2回目のSG出場。ウェンゲンの週にこのコースを貸し切ってSGの練習をしている姿が自身のfbに掲載されていましたが、トップと2.78秒遅れの44位につけました。 

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午後4時45分から行われる、このSGとSL1本のみのコンビは、現状のリザルトを見る限り、サンドロ・ビレッタ、アレクシ・パンテュロー、アンドレイ・バンクとの争いとなりそうです。

昨日、Japan Alpine Ski Teamのfbにアップされていましたが、湯浅と共に練習したそのヒルシャーとヘルブスト。

30秒台のコースで1,2本目は湯浅が速かったものの、3本目からはヒルシャーが湯浅に1秒つける速さをみせていたそうです。

ヘルブストよりは湯浅が上回っていたそうですが、ヒルシャーの速さが際立ち、湯浅自身もだいぶ刺激をうけたようです。

だいぶ考える部分もあったようなので、ヒルシャーに迫るための何かいいヒントが見つかっているといいですね。

コンビSLの結果はこのあと、追記いたします。

追記:

私の予想通り?笑、アレクシ・パンテュローが2年連続でハーネンカムSCを制しました。 

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撮影はGiovaniです。

2位にはマルセル・ヒルシャー、そして自身2度目の3位にアンドレイ・バンクが入りました。

SLコースを上から下まで横滑りしましたが、インジェクションがびっちり打ち込まれ、下地が硬く出来上がっていました。

しかし、ツルツルでエッジが引っかからないというほどではなく、あまり怖い思いをせずに横滑りできました。実際、レースを見ても、実際の硬さのわりには溝ができたほうだと思います。

例年より、少し雪が湿っているというのが実感です。

さて明日は「本番」のハーネンカムレーネンダウンヒルです。今年のシュトライフを制するのはいったいだれでしょうか。

明日11時45分(日本時間19時45分)スタートです!

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最後の写真もGiovani撮影です!