薄い雲が少し漂いましたがほぼ晴天のウェンゲン、第85回ラウバーホーンレーネンはハンネス・ライヘルトが地元スイスのベアト・フォイツを0.12秒おさえ、ウェンゲンDH初優勝、今季2勝目、W-CUP通算9勝目をあげました。
昨年、キッツビュールを制してから腰の手術にふみきり、オリンピックを欠場。
しかし、今季はビーバークリークのSG優勝、バルガルディナSG3位など好調で、伝統のクラシックレース滑降を両方とも制した数少ないレーサーの仲間入りを果たしました。
冒頭の写真はフントショフを向かって左側から魚眼レンズで撮影しました。もちろん、こんな近くにいられるわけはなく、リモート、つまりリモコンで作動するカメラを設置しての撮影でした。
この場所では初めての試みでしたがなんとかうまくいきました。
ちなみに向かって右下から望遠レンズで撮るとこのようになります。マルコ・トラパッティさん撮影です。
そしてゴールでタイムを確認してガッツポーズ。
おなじみGiovani撮影です。
そして表彰。こちらもGiovani撮影です。
私はレース終了後、設置したリモートカメラを回収して写真を確認。いい写真が撮れたので「成功」の部類で結構満足して、ゆっくりザックにカメラをしまい、すでにネットなどの撤収が始まったコースを降りていきました。
ほとんどのポール脇は多くのレーサーのエッジと滑走面で磨かれ、ツルツルでまったくエッジがかからず怖い思いをするところがいくつもありました。
毎年思いますが、「よくもまー、こんなコースで100分の1秒を争ってスピードマックスに出して滑るなー、あほちゃうか?」笑 と、今年も感じました。
ちょっと頭のネジが何本か抜けてる人たちの「クレイジーレース」ウェンゲン版は今日、終わりました。
また来年、超人たちの滑りを撮れるのを楽しみにして今晩は今日の撮影の余韻に浸ってゆっくりします。ではまた後日雑感で!