アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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快晴のレンツァハイデ W-CUPチーム戦

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今日も快晴のレンツァハイデ、高速系と技術系レースのあいだの「中休み」としてのチーム戦にはもったいない好天です。

出場選手で「有名どころ」はグランジェとキルヒガッサーくらいであとはどのチームも若手中心の構成。

追記:失礼しました。シフリンもジュリア・マンクーゾもマティアス・ハルギンも出てました。

おまけに今日はコース内にメディアは立ち入り禁止。何故かは知りませんが、(知ろうともしないんですけどね笑)誰も文句は言いません。まあー、「お休みデー」ということで・・・。

昨日のレースでクリスタルトロフィーの行方は大方見えました。

最終日の表彰ではマルセル・ヒルシャーとアンナ・フェニンガーの大クリスタルトロフィーの2ショット写真を撮ることになりそうですが、男女ともオーストリア選手が総合チャンピオンになったのはいつ以来かFISのサイトで調べてみました。

2001-02シーズンのステファン・エベルハルターとミカエラ・ドルフマイスター以来で、それから実に12年の月日が過ぎていました。

12年の間に男子はエベルハルター、ヘルマン・マイヤーベンヤミン・ライヒ、マルセル・ヒルシャーと4人の総合王者が生まれていますが、女子はその間、ニコル・ホスプが2006年に獲得したのみでした。

ヤニッツァ・コステリッチやアンニャ・パーション、リンゼイ・ボン、マリア・リシュというスーパースタークラスのオールラウンダーがいたので、なかなかアルペンスキー大国、オーストリアとしても手の施しようがなかったと言えるかもしれません。

オーストリアとしては、「大団円」の2013-14シーズンかもしれませんが、ヒルシャーとフェニンガー以外の選手に目を向けてみると、男子はマティアス・マイヤーの成長が目立つものの、「高齢化」が進み、女子も他国を圧倒するほどの若手の伸びはなく、この先数年も2人に頼るシーズンを送ることになるかもしれません。

一方、「対抗馬」のスイスチームは女子が健闘。ララ・グットのSGタイトル獲得は大きなニュースとしてスイスで取り上げられています。

男子も技術系を中心に若手が伸びてきていますので、数年後には長い低迷を抜け出してオーストリアと互角に戦えるようになるかもしれません。

スイスはベテランも健在で、引退を表明していたディディエ・デファーゴが翻意し、来季も現役続行を表明。当面はビーバークリークの世界選手権に目標をおくとのことでした。37歳で迎える来シーズン、「おじさん代表」としてがんばってほしいですね。

さて、冒頭の写真は何?とお思いの方も多いと思いますが、久々の「雑感」でございます。

ラニスカ・ゴラの選手宿泊ホテルの前に横付けされた「Audi RS6」でございます。

アメリカチームのロゴがあるので、おそらくテッドがこれでヨーロッパを駆けているものと思われます。

この車の前のモデルも真っ青なRS6にお乗りのテッド様。シュレッドのサングラスをかけてドイツの時速無制限区間が多い高速道路をぶっとばす姿を想像してしまいます。さぞかしお似合いでしょうね。

スビンダルもRS6にお乗りのようですが、「ふつーの人」が横に乗ると、ドイツの高速では「もうやめてーーー!」と言っちゃうくらいスピードを出すそうです。笑

それでも、アクセルはアクセル踏みっぱなし。お後がよろしいようで。笑

追記:チーム戦優勝は、地元スイス。会場は盛り上がりましたが、ブルーコースを滑った選手が常に勝つという、「ありがち」なポールセットでした。笑 

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座っているジュリアはタンクトップにゼッケン着用でした笑。

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