アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヘンリック・クリストファーセンW-CUP初優勝 シュラトミングSL

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19歳のヘンリック・クリストファーセンがワールドカップ初優勝をとげました。

シーズン初戦レビで3位、年明けのアデルボーデンで3位、先週金曜のキッツビュールで2位。そしてとうとう表彰台の中央に立ちました。

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会場のDJに一言で表すとすればと問われ、「Amazing!」とまだ幼さの残る顔でこたえました。

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チームみなで祝福。それとなんといってもヒルシャーとノイロイターの肩車が最高でした。 

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肩車の写真はジオ撮影です。

佐々木明は今シーズン初の順位24位。オリンピック前の最後のレースで結果を残してみせました。さすがです。

これでシュラトミングでの彼の勇姿を見るのは最後と思うと、感慨深いものがありました。2006年にここで2位になったときには大雪が降っていました。

優勝したカレ・パランダーが滑ってくる間、ゴールで待つ明にピントを合わせながら、心臓が高鳴っていたのが昨日のように思い出されました。

次はソチ。結果を残した明に大いに期待しましょう!

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河野恭介は4.76秒遅れの53位に終わりましたが、果敢な滑りをみせてくれたように思います。

レースも2本目の最後までゴールで観戦。何か感じたものがあるでしょう、彼のこれからの貴重な財産になることを期待します。 

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観戦といえば、おそらく湯浅直樹インスブルックでテレビを見ていたに違いありません。ヒルシャーとノイロイターに肩車されるクリストファーセンを見てどのように思ったでしょうか。

おそらくみなさんと同じ、私と同じでしょう。

「あの肩車にのるのは・・・」

焦らずにリハビリに専念してほしいですね。

これでオリンピック前のスラロームは終了。ソチ後はクラニスカ・ゴラと最終戦レンツァハイデの2戦です。いよいよワールドカップも佳境に突入ですね。