アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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湯浅直樹 距骨骨折(ひび)

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湯浅直樹の怪我は、非常に深刻なものでした。

右足距骨の骨折(ひびが入っていた)でした。

1月20日、インスブルックの病院で緊急手術となりました。今頃は手術台の上だと思います。

キッツビュールはもちろん、シュラトミングも欠場。

常識的に考えれば、あと1ヶ月後に迫ったソチオリンピックも無理でしょう。

もちろん、出場の可能性はゼロではありませんが。

多くのファンのみなさま、ショックだと思います。

でも、湯浅本人が一番、落胆していると思います。みなさまの温かい励ましをどうぞ、彼のブログなどにお寄せください。

その励ましの一言、一言が彼のこれからの大きな力となります。

それは4年前と同じです。

まだソチオリンピック開幕前にこんなことを言うのは気が早すぎますが、なんとしてもピョンチャンオリンピックまでは現役を続行してもらい、4年後のオリンピックで湯浅ヒストリーをクライマックスにもっていってもらうことを私から本人に強く、強くお願いしたいと思います。

また詳しい新たなことがわかりましたら、このブログでお知らせいたします。

明日のキッツビュール、74回ハーネンカムレーネンのトレーニングラン1回目はキャンセルとなりました。

キッツビュールのコースは遠目に見る限り、滑るコースの場所だけに無理矢理、雪がつけてあり、あとは春のような景色のシュトライフです。

雪は「ない」と言ったほうが「正確」な状況です。

追記:昨晩、手術後の状況を取材した私の「戦友」による記事を下記に転載いたします。

(末尾の「共同」とは、共同通信の略称で、日本唯一の通信社です。余談ですが、日本には時事通信社という会社もありますが、共同通信社とは人員、取材力に雲泥の差があり、「報道のプロ」とはお世辞にも言えるような会社ではありません)

ソチ冬季五輪アルペンスキー男子回転でメダル獲得が期待される30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、インスブルックの病院での精密検査で右足首の骨折が判明し、手術を受けた。経過は良好という。21日にもリハビリを開始し、2月22日にこの種目が行われる五輪出場を目指す。

 19日のワールドカップ(W杯)回転第5戦で転倒し、痛めた。日本男子チームの岩谷高峰ヘッドコーチは「足の内側にある距骨にひびが入っていた」と説明し、湯浅は手術前に「ソチもあやしいかもしれないけど医者を信じてやるしかない」と話していた。

 手術の成功を受けて岩谷コーチは「五輪はスタートできそう」と楽観的な見方を示した。五輪前のW杯2戦は欠場する。

 湯浅は昨季W杯回転第3戦で自己最高の3位に入った。今季も第3戦で自身2番目の好成績となる4位になり、20日に五輪代表入りが発表されたばかりだった。(共同)

さらに追記:共同通信

ソチ冬季五輪アルペンスキー男子代表で、骨折した右足首の手術を受けた30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が21日、インスブルックでリハビリを開始。

 2月22日の五輪回転でメダル獲得が期待される湯浅は1月19日のワールドカップ(W杯)回転第5戦で転倒し、負傷。右内側くるぶし下の距骨にひびが入っており、20日に2本のボルトで補修する手術を受けた。

 昨季W杯回転第3戦で自己最高の3位に入り、今季も第3戦で自身2番目の好成績となる4位になった。20日に五輪代表入りが発表されたばかりだった。

再々追記:

ソチ冬季五輪アルペンスキー男子回転でメダル獲得が期待される30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、インスブルックの病院で骨折した右足首の手術を受けた。経過は良好で、21日には退院してリハビリの準備を始める見通しとなった。

 日本男子チームの岩谷高峰ヘッドコーチは「実際のリハビリはあす(22日)からになる。患部を少しずつ動かすことから始め、その範囲を広げていく」と説明した。2月22日に男子回転が行われる五輪出場を目指す。

 1月19日のワールドカップ(W杯)回転第5戦で転倒し、痛めた。右内側くるぶし下の距骨に入ったひびを、2本のボルトで補修する処置を受けた。同コーチは「五輪はスタートできそう」との見方を示した。五輪前のW杯2戦は欠場する。

 昨季W杯回転第3戦で自己最高の3位に入り、今季も第3戦で自身2番目の好成績となる4位になった。20日に五輪代表入りが発表された。(共同)

再再々追記:

 アルペンスキー男子のエースでソチ冬季五輪代表の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が21日、骨折した右足首の手術を受けたインスブルックの病院を退院した。2月22日に行われる五輪男子回転の出場に向けて、経過は良好という。

 退院前には軽いリハビリを行い、松葉づえを突きながら廊下の歩行や階段の上り下りなどをした。所属チームの関係者は「手術後24時間も経過していないのに、と驚くばかり」と早い回復ぶりを説明した。

 今後はインスブルックのトレーニング施設でリハビリを続け、状況を見て雪上練習の開始時期を決める。

 湯浅は1月19日のワールドカップ(W杯)で負傷した。右内側くるぶし下の骨にひびが入り、20日に2本のボルトで補修する処置を受けた。(共同)