アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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シールド姉妹が表彰台 W-CUPクーシュベルSL

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姉、マリス・シールドが妹、ベルナデット・シールドを2本目で逆転し、勝利。姉妹で表彰台に上がりました。(下の写真はマルコ撮影です。ちなみに左が姉、右が9歳はなれた妹です)

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今日も快晴。程よい硬さの雪と斜度のコースで女子SL第2戦はフランスの高級リゾートスキー場、クーシュベルで行われました。

町中には高級ブランドショップが立ち並び、休暇の過ごし方が優雅なお金持ちの方々の散策にも退屈しないリゾートです。

日本チームは清澤恵美子選手が中国FECのGSで転倒して痛めた膝の大事をとって欠場。(詳しくはご本人ブログをご覧ください) 星瑞枝、長谷川絵美、花岡萌、3選手の出場となりました。 

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長谷川は3.23秒遅れの32位でまた惜しくも2本目進出を逃しました。

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星は3.62秒遅れの35位、花岡は4.92秒遅れの40位に終わりました。(上の写真は1本目のインスペクション、星瑞枝。下の写真は同、花岡萌)

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女子チームはこのあと、クーシュベルに居残り練習し、今週末のバルディゼールGSにあわせておとなりの山まで移動します。(移動時間は車で1時間30分くらいでした)

年内のワールドカップはバルディゼールのGSとリエンツのGS、SLの3戦となりました。私は撮影には伺えませんが、ぜひとも年内に一度、2本目進出を果たす選手が出てほしいと思います。

今日、撮影していた場所はコース上部のストレートのあとだったのですが、少し高温だったこともあり、バーンが第二シードくらいから荒れ始め、多くの選手が転倒しました。 

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つい先日のサンモリッツGSで優勝したテッサ・ウオーリーは体勢が遅れ派手に転倒。広告バナーにもぶつかり、右膝を痛めてボードで運ばれていきました。シーズン中の復帰は難しいかもしれません。

私はこのあと、イタリア・ヴァルガルディナに向かいます。今晩は通いなれた道のほうを通ってチューリッヒに一泊。明日、オーストリアを通過してドロミテ景勝地に入ります。

木曜からは今季初の高速系レースの撮影です!