今日はやっと青空ものぞき、予定とおりにレースは行われました。
今朝の車の気温計はマイナス8℃。じっとして撮影していると、久々に寒さを感じました。
スーパーGスタートより上部のみのトレーニングランを朝8時30分開始で早々と済ませ、予定通り11時45分にレースはスタート。
優勝はクリストフ・インナーホッファー。今季DH3勝目、W-CUP通算5勝目をあげました。
2位にはDHでは初のポディウム、実力者、ゲオルグ・シュトライトベルガー。過去、W-CUPはSGで2勝の実績があります。
そして3位に昨季のDHチャンピオン、クラウス・クローウェルでした。
ライヘルトが4位、スヴィンダルが5位、ドミニクは8位でなんとか上位をキープ。このコースでの2011世界選手権金メダルのグエイは22位と下位に沈みました。
この結果、次回クビットフィエールのレッドビブはスヴィンダルとなり、100ポイント差以内に6人がひしめく構図は変わっていません。
DHは残りあと2レース。最後の最後まで種目別クリスタルトロフィーの行方に目が離せません!
今日の撮影ポジションは昨日と同じところでしたが、右側からではなく左側から。昨日、大きなエアーマットの設置をお願いしたおかげで、今日の写真を撮ることができました。
大会運営側に感謝です。
ここのジャンプ、2011世界選手権のときは大きなジャンプだったのですが、今年はこの前のターンがより深くとられていて、ジャンプしない選手も多く見られました。
でも、ここでジャンプしないということは、この前の深いターンで失敗し減速した証で、案の定、飛ばなかった選手で上位に食い込んだ選手はいませんでしした。
写真はゴールで吠えたインナーホッファー。撮影はアレッサンドロです。
さて、明日は「テッド・リゲティTime」再びなるか?劇的な金メダルを獲得したヒルシャーが肉薄するか?
2人のポイント差は125。結果によっては明日、ヒルシャーに奪われたGS種目別Vをリゲティが奪い返すことになるかもしれません。
コースはハードにしまり、ゴール前の緩斜面以外は斜面変化に富んだ難易度の高いコースなので2人の戦いが楽しみです!