アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ライヘルトがラップ シュラトミング世界選手権DHトレーニングラン

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今日もなんとか天候はもって、トレーニングランは時間とおりに行われました。

男子DHはハンネス・ライヘルト、

女子は昨日に続き、レッジーナ・ステルツがラップでした。

男子の撮影ポジションはかなり遠く、600mmに1.4倍のテレコンバーターをつけて840mm相当で撮ってます。

そしてさらにオリジナルの70%くらいにカット(トリミングと言います)して冒頭の写真になります。

男子のコースは昨年のファイナルのときより、スタート直後がグレードアップされていて、スタートしてスケーティングはまったく必要のないくらいの急斜面。

去年の緩斜面のつもりでスタートに行ったら、ちょっと怖い思いをしました。そしてその急斜面の直後にはまた急なジャンプがあり、日本でテレビをご覧になる方はスタートから面白いかもしれません。

男子を42番まで撮影後、女子のコースに移動し、撮影ポジションのOKももらったのですが、スタート間近になって我々カメラマンにとっては「悪名高き」女子TDのティッシュハウザーがやってきて、「そこはだめ!」と言い出す始末。

さっき、FISのチェックしにきた人はOKくれたよ!と言っても、このティッシュなんとかさん、言い出したら聞かないプライドのとーっても高い方なので、素直に従って彼のご満足のいくように撮影場所を移動しました。

それでも10歩も移動してないんですけどね。撮影としてもノー問題だったし。

ティッシュなんとかさん、ご苦労さまでした。笑f:id:shinfotograf:20181122160259j:plain
この写真は至近から70-200mmで撮っています。ブラインドから出てくるとっても速いジャンプなので、オートフォーカス(AF)は使わずに置きピンという、ピント固定で撮ってます。

オートフオーカスでも撮れないことはないのですが、確実に欲しいカットはこの写真なので、この前後の写真はあまり必要なく、1枚あればいいときは確実にピントを外さない方法をとります。

 

明日は女子のスーパーコンビと男子DHトレーニングランです。女子のSLを捨てれば男子を撮れますが、どうするかは明日の天候と撮影ポジション次第。

ちなみに前回、ガルミッシュ世界選手権のときは、女子SCのSLが別コースだったので、完全に「捨て」、男子のトレーニングランを撮りました。

もちろん日本人が出ていれば、女子SCは撮るのですが、どうしたものか、明日決めたいと思います。

そして今晩は例の、「子ヤギ占い」、しっかりチェックしたいと思います!笑

追記:昨日フランスで行われたヨーロッパカップ男子GSで、石井智也選手が59番スタートから25位に食い込む健闘。GSでヨーロッパカップポイントを獲得しました。