アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クラウス・クローウェルがラップ W-CUPキッツビュールDHトレーニングラン

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今日も快晴のキッツビュール、DHトレーニングラン3回目が行われました。

快晴が2日続くのも、トレーニングランが3回行われるのも、ここキッツビュールでは珍しいことです。

標高は低いのですが、天候は安定しないキッツビュール、今年はおてんと様が味方してくれているようです。

今日のラップは昨季のDHチャンピオン、クラウス・クローウェル。2位にスヴィンダル、3位にヤンスルのノルウェー2人でした。

冒頭の写真はハウスベルグカンテ。何度も細かいジャンプで飛び跳ねながら右足が極端に下がった片斜面をトラバースしてくるスリリングな箇所です。

毎年ここで撮ると感じますが、さすがのワールドカップ選手たちもここを滑っているときは必死さが感じられます。

少しでもバランスを崩してエッジをはずせば、あとは奈落の底に落ちて行くように、写真左の「谷底」のネットに突っ込んでしまいます。

ここのスピードでネットに突っ込むと大抵は無傷ではすみません。今日もコース上のほうでウェンゲンの覇者、クリストフ・インナーホッファーがクラッシュ。

 しかし、あまり大きなものではなかったのでしょう、途中から滑りなおして、私が撮っていたところも通過していきました。ケガがなくて本当によかったです。

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今日の前走にはダロン・ラルベスさんが出走。おそらくレッドブル関連で呼ばれたのでしょう。往年のDHスーツで往年の滑りをみせてくれました。カンバックしてもいいんじゃない?笑

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往年の滑りといえば、レース後に脱兎の勢いでコースをおりてきたクリスチャン・ゲディーナ。「俺も滑りたくなっちゃったよ」とでも言いそうですね。笑

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最後の写真は今日の通称レッドブルジャンプをインスペクションするクラウス・クローウェル。土曜日にはゴールエリアの周囲が大観衆で埋まります。

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明日はSG。天気予報は残念ながら良くありません。小雪が舞いそうです。レース開催には支障がないことを祈ります。