こうなる予感はありました。
いや、正直に言いましょう。願望半分、予感半分でした。
「こうなったらいいな」が半分でした。確かに。
でも、私の心のヒーロー、湯浅直樹がやりました!!!!!!!!!!
レース前日の練習で、片反し腰痛を再発していました。
1本目のゴールでも自力で立ち上がれませんでした。それでも25位で2本目に進みました。もしかしたら2本目は腰痛で立ち上がれす、棄権するかもしれないと思いました。
2本目のインスペクションを終えた彼は、「情けない滑りですいません」と第一声。
いや、そんなことより腰は大丈夫?と聞くと、
「滑ってるときは痛みを感じないんです」と。
「何言ってんの???」と言う私に彼は苦笑い。
「でも、今年最後、あと1分だけがんばって!」と言うと、
湯浅直樹は引き締まった顔で私に拳を突き出してくれました。
私はその拳を信じるしかありませんでした。
そして2本目のゴールでも立ち上がれませんでした。
優勝したヒルシャーまで湯浅の腰痛を気遣って手をかしてくれました。
2012年12月18日、イタリア、マドンナ・ディ・カンピリオで湯浅直樹はワールドカップ自身最高位、3位を奪取しました!
本当におめでとう。本当にありがとう!
私にとって最高のプレゼントになりました。
今日、12月18日は私の44回目の誕生日。
一生、忘れられないメモリアルデイとなりました!
本当に、本当にありがとう!
格好良すぎるよ、あなたは。
次は表彰台の真ん中、近いうちによろしくお願いします!
また、雑感書きます。今日は写真2枚でご勘弁ください。