朝から降り続いた雪はレース終了間際にやっと止んでくれました。
スタート時間を延ばしに延ばしたあげく、結局午後2時にレーススタート。途中、濃霧で中断しながらもなんとか午後4時15分過ぎには表彰式を終えました。
勝者は39番スタートのスティーブン・ナイマン。2006年にこのバルガルディナで勝って以来のワールドカップ2勝目をあげました。
2位にはスロヴェニアのロック・ペアコ。初の表彰台です。
「dream come true」と表彰式前の場内インタビューに応えていました。
3位にエリック・ゲイ、4位にヤンスル、5位にスビンダルでした。
上の写真はアレ撮影です。
降雪の影響で後ろのゼッケンの選手に有利に働いたと言えますが、実力者もしっかり上位に入っているあたり、雪のせいだけとは言えなさそうです。
降雪時の高速系レースはこういうことがあるので、自然のなかで行われるスキースポーツの面白さが時に顔を出すのかもしれません。
これからGSに出る選手もメディアもぞろぞろと車を連ねて山向こうのアルタバディアまで移動します。
明日はグランリサでGS。カリカリの急斜面が待っていそうです。
表彰台では派手に咆哮。本当にうれしそうでした。