アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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長谷川絵美全日本選手権GS初制覇 テイネ

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全日本選手権女子GSは長谷川絵美が初の栄冠を獲得しました。(過去には2008年全日本選手権スーパーG優勝)

今日のテイネは雪。2本目は濃霧のなか行われました。

視界が悪い条件でしたが、上位陣はハイスピードなレースになったと私は撮影していて感じとれました。

2位には昨年の覇者、ディフェンディングチャンピオンの星瑞枝、3位に金子未里、4位に清澤恵美子、5位安藤麻とナショナルチームが上位独占しました。

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今季は海外遠征を共に過ごす時間が多かった清澤、星、長谷川を中心に、全日本女子チームはいい雰囲気でまとまっていると多方面から伺っています。

SAJからの援助がなく、自費での活動を余儀なくされている女子チームですが、今季は少しずつ、「上昇」へのステップを踏み出したシーズンと言えるかもしれません。

今日3位の金子は今季の開幕戦セルデンでワールドカップデビューをしましたし、星や長谷川も例年より多くのワールドカップ出場を果たしました。

「清澤姉さん」のワールドカップでの活躍が彼女たちを引っ張って、多くの若い女子選手もワールドカップデビューを果たしてほしいものです。

来季は清澤はワールドカップ技術系にフル参戦するべく、オフのトレーニングとシーズン中の環境整備の準備に今からしっかりと取り組んでほしいと思います。

本人のブログにも記述がありますが、女子独自でヨーロッパでの練習環境を整えることが難しいのであれば、男子チームと合同練習という手段もひとつの選択肢として捉えてもいいのかもしれません。

清澤選手のワールドカップでのさらなる活躍と、星、長谷川、ほか若手選手のワールドカップでのポイント獲得を来季は期待したいですね。

最後の写真は2本目31番スタートの長谷川絵美。

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