今朝は小粒の雨。
8時前には今日のSGのキャンセルが決定しました。
今季のSGチャンピオンは昨日といっしょ。リンゼイ・ボンとディディエ・キューシュに決まりました。
表彰式は明日のGSといっしょに行われることになりました。で、「明日の写真」をどこよりも一足先にお届けします!
だって、昨日といっしょですもんね(笑)。
冗談はさておき、昨日はキューシュとヴァルヒホッファーの14ポイント差の戦いで大いに盛り上がりました。
ヴァルヒホッファーは21番スタートでゴール時点で10位。僚友のクローウェルとともに、大画面に映る22番スタートのキューシュの滑りを見つめるミッヒー。
「だめだろうな、10位じゃ」という気持ちと「もしかしたら」という気持ちが交錯し、横のクローウェルも「キューシュがゴールするまでわからないよ」とでも言っているかのようです。
この気持ち、アルペンスキーをやられた方ならわかりますよね。
ミッヒーも最後の最後まで全力を尽くしたと思います。素晴らしい2人の戦いにありがとうと言いたい気持ちです。
今季のDH、SG種目別チャンピオンとなったキューシュのヘルメット、今回はアニメキャラクターバージョン。
ちょっと詳しくないのでどういうキャラなのかわかりません。どなたか詳しい方いらっしゃいますか?
表彰式では一番高い台の上にのっても両脇の「巨漢」と同じキューシュ。髪型もきれいに揃ってますね(笑)。
女子の表彰式では、ちょっと心配というか、余計なお世話というか気になったのが、マリア・リシュ。
昨日で親友リンゼイに逆転され総合トップの座を明け渡しました。残りのGS、SLでも彼女は種目別チャンピオンにはなれないので、ぜひとも総合チャンプはとりたいはずです。
そのせいか、笑顔がほとんどなし。リンゼイとはいつもニコニコして表彰式のあいだ中、2人だけでおしゃべりしていたのに、昨日は一言も会話なし。
実は世界選手権のときぐらいから、マリア・リシュの笑顔が消え、リンゼイと会話する場面もなくなってきたので心配していたのです。
世界選手権の夜のテレビ放送ではリンゼイとマリアで出演していた番組もあり、リンゼイは相変わらずの笑顔で流暢なドイツ語でしゃべって、マリアとも会話はあったのですが、言葉がわからない私でもちょっとぎこちなさを感じていました。
女の友情は長続きしないとも言いますが、そんなことではないことを祈りたいです。
写真はリンゼイと祝福の抱擁をしたときのマリア・リシュ。
さあ、明日の女子SLの種目別クイーンはマリス・シールドに決まっていますが、GSはテッド、スヴィンダル、リシャールの三つ巴です!明日もお楽しみに。
追記:さきほど、キューシュの記者会見が開かれ、彼もジュリアに賛同し、賞金を寄付することを表明していただきました。感謝、感謝です。
日本の災害の映像を見て衝撃だったと語るディディエ・キューシュ(スイス)。