アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

インナーフォッファー初金メダル 2011ガルミッシュ世界選手権 男子SG

スポンサーリンク

f:id:shinfotograf:20181203180722j:plain

クリストフ・インナーフォッファーが世界選手権初メダル、金を獲得しました。

今季はボルミオDHで3位、キッツビュールDHは6位、ウェンゲンは7位、ビーバークリークSGは4位と第一シードに定着してからはいつ勝ってもおかしくない実力者でした。

ワールドカップは2008年12月のボルミオDH1勝のみですが、この勝利をきっかけに、これから高速系表彰式の常連になるかもしれません。おめでとうございます!

そして、直前のヒンターストウッダーSGの勝者、ライヘルトが銀。イビッツァが銅メダルを獲得。全種目メダルに向けて好スタートです!

今日の撮影ポジションはレースが始まってしばらくすると、もろに太陽が「逆光」で照りつけ、冒頭の写真もなんとかぎりぎり真っ白になるのを免れました。

途中からはあきらめて真っ白な写真を何人か撮ったら、太陽のほうが移動してくれて、(当たり前ですが笑)またなんとか後半は白くならずにすみました。

しかし、この撮影ポイントの前でコースアウトする選手が続出。30番以降は待てどくらせど選手が来ない状況が延々と続いちゃいました。(苦笑)

f:id:shinfotograf:20181203180847j:plain

表彰の写真はトラバッティさん撮影です。金メダリストが掲げるロシニョールだけでなく、イビッツァの持つフィッシャーもデザインが新しくなっていました。そういえばもうそんな、来季モデル紹介の時期ですね。

今日の「小話」はキューシュのヘルメット。

f:id:shinfotograf:20181203180956j:plain

キッツビュールでは脳天の部分にヘルマン・マイヤーのデフォルメがデザインされていましたが、

f:id:shinfotograf:20181203181037j:plain

今回はガルミッシュに来襲するスイス空軍がデザインされています。なかなかウイットに富んだデザイナーさんですね。

サイドには左から右へ、猿からヒトへの進化よろしく、猿からヒトがスキーをはいて滑り出すまでがデザインされています。

f:id:shinfotograf:20181203181109j:plain

これって、昨シーズン最終戦の表彰式でのキューシュの「がっくりとぼとぼ歩き」をヒントにしたのかもしれませんね。(過去のブログをごらんください。連続写真は1/100sec. VOL2の最後に載せてます!笑) 

f:id:shinfotograf:20181203181142j:plain

ゴーグルのバンドでよく見えないのですが、「進化の過程」がすべて見えたら必ず写真撮っておきます!!

明日は男女ともにDHトレーニングラン。レースは明後日の女子SCです。