アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

テッド・リゲティ勝利 アデルボーデンキャンセル分GS

スポンサーリンク

f:id:shinfotograf:20181207222808j:plain

曇天のクラニスカ・ゴラ、アデルボーデンのキャンセル分GSを制したのは昨年の勝者、テッド・リゲティでした。

これって、連覇と言えるのかわかりませんが、明日も同じコースなので勝つ確率はかなり高いでしょう。

f:id:shinfotograf:20181207222843j:plain

ディディエ・キューシュは2本目のゴール前で転倒。スキーが片方はずれ、手を痛めたようですが自分で片足スキーをしてゴールを出たので明日は大丈夫だと思います。

大越龍之介も派手に転倒しました。ケガがないといいのですがいまのところ情報がありません。

f:id:shinfotograf:20181207222915j:plain

彼は今日のインスペクションは入場時間ギリギリに現れ、ちょっとこちらをひやひやさせました。

マルクス・ラルソンがまだいたから大丈夫だと思ってたらぎりぎりだった。危ないあぶない」。彼はそう言ってましたが全然慌てた素振りはありませんでした。

彼はいい意味で、「大物」だと私は思います。明日も元気に出場してほしいものです。

石井智也は7秒04遅れの53位。

f:id:shinfotograf:20181207222954j:plain

智也は日曜のSLも出場します。昨日のSGから数えると4連戦。若さと勢いで最後の日曜、ワールドカップSL初出場をいい成績で飾ってほしいと思います。

初めてと言えば、2位のヒルシャーは1番ゼッケンが初めてで今日は特別なレースだったと記者会見で語りました。

ヒルシャーも智也と同じ20歳。日本式に言えばヒルシャーのほうが学年はひとつ上ですが、2008年2月のジュニア世界選手権SLでは彼が優勝、智也はそのとき3位でした。

f:id:shinfotograf:20181207223030j:plain

12月のヴァルディゼールGSでワールドカップ初優勝を果たしたマルセル・ヒルシャー。

智也にとっては、まだまだ遠い「背中」かもしれませんが、彼をいいライバルとして現実に捉えられる日が早くきてくれることを望みます。

今日はアデルボーデンキャンセル分のレースだったので、アデルボーデンからプレゼンターが来ており、恒例の特大ホーンを贈呈。 

f:id:shinfotograf:20181207223112j:plain

3人で「カランカラン」!

平日で少し観客の少なかったゴールエリアに心地よく響きわたって今日はこれにて。