アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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マウスファーレ キッツビュールDHトレーニングラン

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久々に快晴のキッツビュール、ダウンヒルのトレーニングラン1回目はディディエ・キューシュがラップでした。

今日は今まで一度も撮ったことがない場所、マウスファーレジャンプの下から撮影しました。

朝から雲一つない見事な青空だったので、インスペクションを撮りながら撮影ポジション決めには非常に迷ったのですが、いろいろと思考をめぐらした末、冒頭の写真を撮ることにしました。

ここキッツビュールコースのハイライトといえば、急斜面をハイスピードで雪面に何度もはじかれながら斜めにトラバースしてくるハウスベルグカンテと、スタート直後の急斜面に飛び込んでいくマウスファーレ。

学生時代にテレビで見ていて「おーーーすげーーー!」と思ったのはこの2カ所でした。

実際に自らの足で、いや、スキーでそのコースを横滑りしてみると他にも「おーーーすげーーー!」な箇所はいくつもあるのですが、特に印象に残っているその2カ所は毎年、どうしても撮りたい場所でもあるのです。

キューシュは態勢を崩すことなくお手本のようなジャンプ。空中でクラウチングを組んだのは彼とテッド・リゲティだけでした。 

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2枚目の写真はハウスベルグを降りてきてゴール前の棚のところをインスペクションするハンス・グルッガー。後方のハウスベルグカンテの急斜面、すごいと思いません?

今朝スタートに上がると、昨年亡くなったトニー・ザイラー氏の雪像が迎えてくれました。

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最初はコースを見守っているように見えましたが、いろんな角度で撮っていると、今にも滑りだしそうな雪像に感じました。

明日は天候の関係でしょう、11時30分開始のトレーニングラン2回目が10時開始となりました。では、また明日。