アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ウェンゲン雑感

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昨晩、ウェンゲンからキッツビュールまで移動してきました。

チューリッヒ近くのサービスエリアで昼食をとったのですが、気温は高く、キッツビュールの天気予報を見ても今週はマイナス1℃くらいが続きそうです。

今日は晴れているのにトレーニングランは中止。ウェンゲンのレース期間中に今日のキャンセルは決まっていました。天気予報が悪かったためですが、大はずれ。カメラマンとしてはもったいない思いです。

週間天気予報では明日水曜は晴れ、木曜は小雪、金曜くもり、土曜晴れ、日曜くもりとなっています。

さて、ウェンゲンの雑感を少々。

冒頭の写真は土曜の滑降の朝、スタートハウスが見下ろせるところで、ながーーーいホーンをふくおじさん。すぐ横にスイステレビ局のスタッフもいたので、出演目当てか?(笑)

そのおじさんの眼下にあるスタートハウスは小屋で常設。斜面に建てられているのでスロープの上に「盛り雪」をしています。 

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我々カメラマンはスロープの下から写真を撮れるので、下からあおった迫力あるスタート写真が撮れます。

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選手側から見るとこんな感じ。(昨シーズンは1/100sec.の表紙に使いました)

我々プレスは金曜の夜にプレスディナーがあり、招待されて山頂のレストハウスで夕食をごちそうになります。

ゴンドラを降りてレストハウスに向かう途中、見上げるとそこには満点の星空。

プラネタリウム真っ青の天体見本のような星空です。北斗七星もはっきり見えます。死兆星は見えませんが。(北斗の拳の読み過ぎーーー笑)

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写真は今回ウェンゲンからごいっしょしている共同通信のカメラマン、村上憲一さん撮影のウェンゲンの星空。

「ブログに星空のことを書きたい」と言ったところ、「カメラマンのブログだったら写真がなくっちゃ」ということでご提供いただきました。ありがとうございます!

 

さてさて、湯浅のブログを読んでびっくりしている人が多いと思います。私もびっくりしました。

友人記者のレース後の湯浅の話や、ブログの文面から見ても本人のショックの度合いは想像を超えています。

でも彼への膨大な量の励ましのコメントを見ると、もうすでに「答え」は出ているように思います。

月曜にオーストリアのヨーロッパカップで6位となりましたが、次のレースは木曜のナイター、「世界一レベルの高いFISレース」ウエステンドルフSLでしょう。

エステンドルフは毎年、キッツビュールSLの「前哨戦」としてSLスペシャリストを中心にほとんどのワールドカップ選手が出場します。

ここキッツビュールから車で30分ほどのところなので、木曜夜は行ってきたいと思います。

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写真はウェンゲンSL1本目インスペクションの湯浅直樹