アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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湯浅直樹14位 シュラトミングSL

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スーパーランをみせてくれたのは湯浅直樹でした。

1本目、42番スタートから9位。本人、会心の滑りだったと思います。

ゴールで何度も拳をつきあげました。

2本目もゴールで見ていた人によると、「本人も覚えていないスーパーリカバリー」でゴールへの執念をみせてくれたようです。

2本目のゴールでは天を仰いで倒れ込んでしまいましたが、14位。ワールドカップポイントを18獲得しました。

これで、ワールドカップSLのスタンディングは34位。日曜のガルミッシュと来月おわりのクラニスカ・ゴラで好成績を残せば最終戦出場も決して夢ではありません。

こんどの日曜に期待しましょう。

優勝はヘルブスト。これで世界選手権の出場をほぼ手中にしたでしょう。

シュラトミングは今年も大観衆。降雪のなか、インスペクションの始まる1時間前、1本目スタートの2時間半前から多くのひとがコースサイドに陣取っていました。

たまたま隣り合わせた地元のカメラマンに

「なぜ火曜の夜なのにこんなに大観衆が集まるの?」と素朴な疑問をぶつけてみました。

彼は「地元の人間でもわからない! 最初は小さな大会だったんだけど、だんだん大きくなっちゃったんだ」。と語ってくれました。

今晩はオーストリアのワン・ツーで会場も大いに盛り上がりました。

「熱狂の夜」もまた来年までおあずけです。 

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写真は優勝のヘルブスト。