快晴のウェンゲンでダウンヒルトレーニングラン1回目が行われました。
ワールドカップの最長コース、今日のラップは地元スイスのディディエ・キューシュでした。
キューシュはヘルマン・マイヤーほど時間はかけませんが、インスペクションはとても丁寧にやっています。コースのちょっとした雪のでこぼこにも気をつかっていますし、ゴールの光電管の高さなどもしっかり確認しています。
今日、スタートを撮っていて気がついたのですが、キューシュは二の腕のプロテクターをワンピの中にしっかりしていました。彼らのスピードでポールにアタックすればおおげさではなく、骨折もありえますので当然といえば当然ですね。
昨年のブログのウェンゲンのところで紹介したヘルマン・マイヤーのブーツですが今年もラング、しかもアッパーシェルとロアシェルが微妙に色が違い、完全なるカスタムメイドではないかと思います。
相変わらずヘルマンのインスペクションは一番最後。重々しいオーラを発散しながら「ゆっくりと、コースを自分のものにしていく」といった風情です。
明日の天気予報も晴れ。明日もまた違った場所で選手たちを追い続けたいと思います。