アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヨーロッパカップSL クラニスカ・ゴラ

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快晴のクラニスカ・ゴラでヨーロッパカップSL第8戦が行われました。

日本チームは湯浅直樹が3番、佐々木明が22番、皆川賢太郎23番、生田康宏32番スタートでした。(湯浅は今季、2位2回、3位1回とヨーロッパカップポイントがあるので第一シード。生田はファーイーストカップチャンピオンに与えられる権利があるので32番。)

1本目のラップは土曜日のガルミッシュで今季初勝利をあげたラインフリード・ヘルブスト。湯浅が2位につけ、明は7位、賢太郎は19位、生田は53位で1本目を終えました。

1本目の撮影中、賢太郎のサービスマンであるミラン・ガスパーの友人という方に「サケ!サケ!」と声をかけられました。

彼にウオッカをごちそうになりながら、今日は最後の108番まで撮りました。

こちらのひとは、アルコールを飲みながらコース整備をしているので地元のスロヴェニアの選手が滑ると陽気に応援しています。

なじみの関係者が多いせいか、日本人には特にフレンドリー、ジャパンではなく「ニッポン」と言われたりします。

ちょっとお腹の底に熱いものを感じつつ、2本目はトップ30を撮りました。

結果はヘルブストがそのまま逃げ切り優勝。2位にはガルミッシュで6位に入った地元のミトヤ・ドラシッチ、3位はフランスのスティーブ・ミシリエでした。

日本チームは明が14位、賢太郎17位、生田が39位。湯浅はコースアウト。ちょっと残念でした。

明日もスラローム第9戦が行われます。3位以内にだれか入ってほしいものです。そして、3週間後に同じコースで行われるワールドカップにいい形でつなげてくれることを期待します! 

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追伸:明日のスタートは湯浅7番、明20番、賢太郎21番、生田33番です。ボディやリゲティマルクス・ラルソンも出場。レベルの高いレースになりそうです。