カレ・パランダーが昨年に続き今年もグラン・リサを制しました。
2本目はゴールで撮影していたのですが、1本目29位と出遅れた地元イタリアのブラルドーネが長い間トップに居座り、会場は大いに盛り上がりました。
1本目10位のテッド・リゲティがその盛り上がりに終止符を打ったのですが、実はリゲティ、レッドビブをつけていながら1本目は45番と46番の間にスタートしたのです。
おそらく、昨日の公開ドローを遅刻もしくは欠席でペナルティが与えられたのでしょう。移動が間に合わなかったか、ドローの時間の連絡がいってなかったのかもしれません。今季から導入されたペナルティのありがたくない初の「受賞者」になってしまいました。
その鬱憤晴らしか、リゲティは2本目のゴールでは派手に咆哮していました。5位に入りかろうじてレッドビブは守ったわけですから、やれやれといった感じでしょう。
さて、明日は今年最後の日本チームが出場するスラロームです。コース状況は良いのですが、急斜面が少ないのがどう影響するか、手堅くポイントを稼ぐことにも期待しましょう。