今日の男子スラロームは今季好調のマリオ・マット(オーストリー)が2位を大きく引き離し金メダル。王国オーストリーに男子初の金メダルをもたらした。
マリオ・マットは先月のW-CUPスラローム4戦で3位、2位、2位、3位と安定した力をみせ、とうとう世界選手権の大舞台で表彰台の真ん中を奪取した。
選手は好調なとき、インスペクション(コースの下見)時も顔つきに自信があふれている。
今までの結果が、そう見せているのかもしれない。
だが、
勝負事はまさにその結果が「ものを言う」。
今更ながら、「勝つと負けるでは大違い」ということを見せつけられたレースだった。
今日のレースは第1シード15人中、6人が1本目でコースアウトするという大荒れの展開。佐々木明もその中に含まれてしまい、湯浅直樹も1本目15位につけたが、2本目後半で失敗。結局18位に終わり、15位以内に与えられるポイントを獲得できなかった。
日本チームにとっては厳しいシーズンが続く。