今日はナイトレース、17時1本目スタートということもあり、昼間の時間に記者会見が行われました。
主役は地元スウェーデンの英雄、いや、「神様」、インゲマル・ステンマルク。
W-CUP通算86勝という偉大な記録をもっており、今後、その記録が破られることはないだろうとまで言われています。
彼は、現役時代から物静かな人物で知られていました。冗談で記者を笑わすでもなく誠実に受け答えする姿勢は、昔となんら変わっていないのだろうと思いました。
今回の世界選手権は地元、アンニャ・パーソンが金3つ獲得の大活躍、また、今や彼の「後継者」とまで言われそうな勢いのイエンス・ビグマルクの登場で、再びステンマルクの偉業にも光があたっていると言えるでしょう。
でも、となりで撮っていた某有名海外通信社の若いカメラマンはステンマルクの顔を知らなかったのか、「次にしゃべるのがステンマルク?」と私に聞いてきました。
「そうだけど、もしかしてステンマルク知らないの?」と思わず言ってしまった私に、彼は恥ずかしそうにしていました。
「ゆー、やんぐ!」とエラソウニ肩をたたいてやりました。そー言う私もステンマルクの現役時代は晩年しか知りませんが…。