久しぶりの晴天のもと、ダウンヒル今季第7戦が行われました。
優勝は地元フランスのピエール・エマニュエル・ダルサン。伏兵中の伏兵でした。
今季は、ジョン・クチェラ(カナダ)から始まって、アンドレ・ミューラー(スウェーデン)、スティーブン・ナイマン(アメリカ)、マーク・ベルトー(スイス)、そして今日のダルサンとw-cup初優勝者が5人も出ています。
おそらくシーズン前半でこんなにw-cup初優勝者が出た年はないでしょう。
新旧交代の時期が来ていると言えるかもしれませんが、過去の歴史から見る限り、この5人のなかで今後も上位で活躍し続けるのはおそらく1人か多くても2人でしょう。それだけ、勝ち続けるということは大変なことであり、アルペンスキーのスターとなって、ヨーロッパの多くのファンに名を知られるようになるのは限られた選手だけなのです。
今週末、キッツビュールでスラローム2連戦が決まりました。佐々木明にとっては、得意なコースではないようですが、今シーズン6人目の、そして日本悲願の初優勝を期待してやみません!