2019-01-01から1年間の記事一覧
午前中は大粒の雨が降る時間もあり、風も強い中、女子GSのインスペクションが行われました。 これはキャンセルになるかなと思いきや、スタート時間が迫ると雨もやみました。あとは風だけ収まってくれればと思いましたが、レース開始。 コースサイドの広告を…
オーレに来てからも何度か湯浅と連絡をとりました。 全治6週間の左足ふくらはぎの肉離れは、お医者さんからは「絶対に無理」と言われていました。 それでも本人はギリギリまで決断を伸ばして望みを捨てることなく治癒に努めましたが、今日、断腸の思いで世界…
小雪舞うなか行われたチームイベント、スイスが初の世界選手権金メダルを獲得しました。 昨年の平昌オリンピックでも金メダルでしたので、ビックイベント連勝です。 冒頭の写真は巨人、ラモン・ゼンハウゼン。 彼だけでなく、多くの選手がダブルパンチングで…
今日は現地16時からのチーム戦。 出場は16ヵ国でオーストリア、アルゼンチン、スロベニア、スロバキア、ノルウェー、チェコ、イタリア、フィンランド、フランス、ロシア、ドイツ、英国、スウェーデン、カナダ、スイス、ベルギーです。 前述の中国はアルゼン…
青空ものぞいた月曜日、男子アルペンコンバインドはアレクシ・パンテュローが個人初の世界選手権金メダルを獲得しました。 写真は強風のため1時間遅れで開始、スタート位置がまたまた下がった前半滑降、疾走するパンテュロー。 後半SLも2時間遅れで始まり、…
スタートをSGの位置よりも下げ、本来よりも566m短くなった女子滑降、制したのは前回サンモリッツ世界選手権の覇者、イリカ・ステューヘクでした。 現在、W杯滑降種目別でも3位、ポイント僅差でトップのニコル・シュミドホッファーを追っています。 2016-17シ…
リンゼイ・ボン、「最後のインスペクション」が先ほど終わりました。 ゴンドラで頂上に上がると濃霧。 今朝は小雪舞っていたので今日はキャンセルかとも思いましたが、滑降スタートまで降りていくと、すっかり霧も晴れ、インスペクションの合間にはときおり…
濃霧で1時間待って13時30分にスタートした男子滑降、開始直後からさらに降雪が強くなりましたがレース続行。 ソチオリンピックのSG金メダリスト、ケティル・ヤンスルが自身初の世界選手権金メダルを獲得しました。 私はゴールすぐ上の大画面で滑りを見ていま…
昨日のブログに追記しましたが、ハンネス・ライヘルトはやはりビブドローに現れず、ペナルティーで45番ビブ選手の後、45番目のスタートで滑降を戦うことになりました。 写真は水曜日のSGでコースアウトしたライヘルト。 滑降のビブドローはスターティングリ…
小雪舞う中、スタートをSGの位置まで下げ、女子アルペンコンバインドの前半滑降が行われました。ラップはオーストリアのラモーナ・ジーベンホッファー。 写真はディフェンディングチャンピオン、スイスのウェンディー・ホルドナー。 +0.42秒の5位につけまし…
今朝の車の気温計はマイナス1℃。見間違いではなく、今日はポカポカ陽気で暖かい一日でした。 午前中は曇っていましたが、冒頭の写真のように男子滑降トレーニングランが行われる頃になると、オーレの空は見事な青になりました。 今日は滑降コース上部が濃霧…
「イタリアの重戦車」ドミニク・パリスが自身初の金メダルを獲得しました。 昨日に比べ寒さも和らいだ男子SG、快晴と思われましたが開始直前から太陽が雲に隠れました。 1番スタートのW杯ダウンヒル種目別トップ、ベアト・フォイツを1秒上回ってトップにたっ…
オーレ世界選手権、最初の金メダリストはミカエラ・シフリン。 オリンピック、世界選手権を通して自身初のSG金メダル獲得です。 今日も冷え込んだオーレ、今朝のレンタカーの気温計はマイナス26℃。昨年の今頃、平昌で凍えていた私でもやっぱり寒かったです。…
オーレ世界選手権が開幕しました。 今日はマイナス13℃。それでも昼前から太陽が顔を出しほぼ無風で、寒いながらも気持ち的には過ごしやすい開幕日となりました。 冒頭の写真は今週の主役の一人、日曜日の滑降を最後に引退を表明しているリンゼイ・ボン。 「…
2019世界選手権の地、スウェーデンのオーレに着きました。 女子のDHトレーニングラン開始が4日なのでまだプレスセンターは設営半ば。 なんと私が「カメラマン一番乗りだよ」とフォトシェフのニッセさんとフランシスさんに言われてしまいました。笑 写真では…
マルセル・ヒルシャーが地元シュラトミングでW杯通算68勝目を圧勝で飾りました。 昼間は暖かったシュラトミング、陽が暮れてスタート時間になると急に冷え込みました。 氷が所々露出した1本目、3番スタートのクレモン・ノエルがコースアウト。6番スタートの…
テレビ放送枠の関係で午後1時30分から行われたスーパーGは1番スタートのドイツ、ヨセフ・フレストルが勝利し自身W杯通算2勝目をあげました。 レース中は青空も臨めましたが、概ね曇天の日曜日、気温も少し高く、コースは水を入れて硬化剤を巻いた箇所もあり…
注目のフランスの新鋭、クレモン・ノエルが先週のウェンゲンに続きキッツビュールSLも制しました。 深々と降り続く雪の中、今季SL第8戦は行われ、1本目ラップはスイスのラモン・ゼンハウゼン、2位に+0.12秒でノエル、3位に+0.17秒でパンテュローがつけました…
土曜日に予定されていた滑降が天気予報のため今日、金曜日に変更され、小雪舞うなかキッツビュール、シュトライフで滑降が行われました。 79回大会ハーネンカムレーネンの勝者、ジーガーはドミニク・パリス。これで自身3度目のシュトライフ制覇です。 今年は…
曇天のキッツビュール、滑降トレーニングラン2回目が行われました。 ラップタイムは2014年のハーネンカム勝者、ハンネス・ライヘルト。 トレーニングランにも関わらず、ビブにはしっかり名前と2014年勝者の印が刻んでありました。 www.alpineskiphotography.…
昨日は朝10時にラウターブルネンの定宿をあとにして、一路、キッツビュールへ向かいました。 途中、インスブルックに立ち寄ってT-Mobile AustriaのSIMカードを買って、夕方5時前にはプレスセンターに到着。毎年顔を合わせるプレス受付のおばちゃんに挨拶して…
フランスの新鋭、クレモン・ノエルがワールドカップ初優勝を遂げました。 1本目で2位のマヌエル・フェラーを+0.42秒、5位のマルセル・ヒルシャーを+0.91秒引き離しトップに立つと、2本目も6位のタイムで、2位フェラーに+0.08秒、猛追した3位マルセルに+0.10…
快晴のウェンゲン、第89回ラウバーホーンレーネン滑降はオーストリアのビンセント・キルリケマイヤーが昨年の覇者、ベアト・フォイツを0.14秒差抑えて初制覇、W杯通算4勝目をあげました。 今日は迷いに迷った挙句、定番のアイガー峰バックのロングターンに撮…
マルコ・シュバーツがアルペン複合初優勝、W杯通算2勝目、初優勝は正月のシティーイベントだったので、「本チャン」のW杯レースは初勝利と言っていいでしょう。 昨晩の降雪予報の影響で、コース準備のために滑降と回転の実施順序を逆にしてSLから行われた今…
曇天、小雪舞うなか行われたウェンゲン滑降トレーニングラン2回目はイタリアのドミニク・パリスがラップでした。 2013と2017のキッツビュール、ハーネンカムの勝者、前戦ボルミオでも優勝を飾りましたが、まだウェンゲンでの勝利はありません。 今日の撮影ポ…
今日も快晴のウェンゲン、滑降トレーニングラン1回目はレッドビブのベアト・フォイツが2位のマウロ・カビエッツェルに+1.16秒の大差をつけてラップでした。 フォイツは今季、滑降の開幕戦レイクルイーズこそ6位でしたが、その翌週のビーバークリークで優勝す…
今日は予報通り、快晴となったウェンゲンですが、前述のようにトレーニングランは中止で「もったいない」一日となりました。 写真はフントショフのジャンプからミンチカンテ、カナディアンコーナーを臨むことができるトイ面の斜面から。写真下の黄色い車両が…
ラウターブルネンの常宿でゆっくりと朝食をとったあとは、昼過ぎにウェンゲンのプレスセンターに上がりました。 写真はイタリアチームがウェンゲンの駅で荷物を軽トラックに積み込みホテルに向かうところです。 プレスセンターで首から下げる顔写真付きのプ…
湿り気を帯びた雪が間断なく降り続くアデルボーデン、今日も勝者はマルセル・ヒルシャーでした。1本目3位、ラップの僚友マルコ・シュバーツに+0.39秒からの逆転勝利。 W杯通算67勝目、同会場9勝の新記録を達成です。 写真はマルコ・シュバーツの片反コースア…
マルセル・ヒルシャーがW杯通算66勝目をあげました。(シュテファン・ルイツのビーバークリークでのレース前酸素吸入が違反判定で勝利取り消しとなり、勝利数が一つ増えました) スイスのメディアの報道によると、今日の勝利によりアデルボーデンで4回目のGS…